人見知り営業マン 内谷慶のロクデナシブログ

ロクデナシ営業マンが、営業職や通信に関する役立つ情報を発信をしていくブログ

なぜブログを始めたのか

はじめまして。内谷慶と申します。

 

初めての記事なので…何を書こうか迷いましたが、あえて、なぜブログを始めたのかという理由を書こうかと思います。

 

正直、皆さんへの情報提供やオススメなどではないので、興味ないとは思いますが、自分がこれからブログを書き続けるための決意表明と受け取っていただければと思います。

 

 

ブログを書こうと思った理由は、2つあります。

 

1.過去の自分と同じ悩みを抱えている人の力になりたい。

 

私は訪問販売、いわゆる飛び込み営業の仕事をしています。

 

営業職のイメージとしては、皆さん「コミュニケーション能力が高い」とか「メンタルが強い」とか「人の心を捨てて売りつける」とか様々あると思います。

 

では、内谷がそういう性質の人間かというと、全く当てはまらず、むしろ人見知りでネガティブで、臆病で、要領よく演技できず、空気も読めず、頭の回転も悪い。

 

突き抜けてバカだったり、突き抜けて不良だったわけでもなく、全てにおいて中途半端に生きてきた人間でした。

 

何をするにも考えすぎて結局、何も行動出来ず、あの時こうしてればなー、という後悔をし続ける人生でした。

 

自分の恥部を晒すことになりますが、エピソードの一部を紹介します。

 

 

立場が強い人間(クラスの中心人物や先輩)と話す際に、うまく話せず挙動不審になってしまっう。

 

雨の日の帰りに、目の前で、傘を忘れた女の子(当時、心を寄せていた子)が雨宿りをしてた時に、傘に入れてあげればよかったのに、目があったにも関わらず、そのまま通りすぎた(後に聞いた話だが、この出来事により、女子の間で内谷の評判は大きく下がったらしい)

 

バレンタインの日、内気な自分にも、分け隔てなく接してくれた女の子からチョコをもらったのに、ホワイトデーに恥ずかしくて、お返しすることが出来なかった(これまた、内谷の評判が男女ともに下がった出来事)

 

自分の人生を振り返ると、人と接することが苦手で起きた失敗が多々ありました。

 

それでも、これでいいんだと自分に言い聞かせ、時には周囲のせいにして、自分の欠点を自覚せず、見て見ぬふりをしてきました。

 

 

社会人になってもしばらく考え方は変わりませんでした。

 

最初は飲食サービス業の会社に就職したが、あまりに長い労働時間に心を壊しかけ、営業の会社に転職しました。(なぜ営業になったかに就いては後の記事にも書く予定です)

 

しかし全く結果が出ず、どんなに営業下手な人間でも月2,3件は契約できるといわれる商材にも関わらず、5ヶ月連続成約0件という不名誉な記録を叩き出してしまうほどの、ダメ営業マンでした。

 

当時の年齢は26才。この時、初めて自分はダメ人間だと自覚しました。

 

このままでは、一生ダメなままだと思い、生まれて初めてビジネス書を読み、営業の勉強をし、仕事に真摯に取り組みました。

 

ですが、すぐに結果は出ませんでした。他の営業マンの真似をして無理やり笑顔を作り、仲良くなろうとして、無理にコミュニケーションを取ろうとして余計に怪しまれたりと、もがけばもがくほど、沼に沈んでいく気持ちでした。

 

そこで、誰かの真似で営業しようとしていた考えを改め、自分みたいな人見知りでも出来る営業方法を突き詰めることを目指しました。

 

気持ちが楽になり、今まで無理にやってたコミュニケーションや、立ち振舞い、所作も自然になり、結果的には無理せず営業に励めるようになりました。

 

現在勤めている会社は、全国だと2500人ほど、担当地域だけでも200人ほど営業のスタッフがいますが、毎月、地域で継続的に10位前後、何ヵ月かは1位にもなって表彰される程度の営業マンになれました。

 

結局、何が言いたいかと言うと、以前の自分と同じような悩みを抱えている人に、1%でもいいので、為になる情報提供をしたいと考えブログを書こうと思いました

 

特に営業職は、自分のような

人間でも出来る仕事です。

 

これから営業職に飛び込む方はもちろん、今契約が取れずに悩んでいる方の為になりそうな情報提供できればと思います。

 

 

 

 

 

2 .これからの自分の成長のため

 

理由の2つ目は、これからも成長していくためです。

 

まだまだ、人間としても営業マンとしても未熟です。

 

自分のスタイルをさらに磨き上げ、どんな人間でも活躍できる営業方法や考え方を示していきたいと考えています。

 

それは仕事だけでなく、プライベートでも応用できるコミュニケーション術を、日々研究し続け、発信していきたいと考えてブログを書くことにしました。

 

多くの人に届くよう、また自分に対しても遺せるものになるように、私はブログを書こうと思ってます。

 

他にも為になりそうな情報を提供できればと思います。

 

 

 

 

 

【営業】営業で気を付けるべき考え方6選

初めて営業職に就く方や、これから営業になる方、営業初心者の方にお伝えする、営業で結果を出すために【気を付けるべき考え方】を紹介していきます。

 

内谷の所属する会社にも、今まで様々な営業の方々が入社してきましたが、結果が出せずに辞めてしまう方々もいました。

 

明るい人、自信満々な人、大人しい人、話し好きな人など、多種多様な人柄の人がいましたが、結果が出ない人には、考え方に多くの共通点がありました。

 

 

ちなみに営業に向いてる、向いてないという話ではありません。私のようなロクデナシでも結果が出るようになる仕事です。

 

ほとんどは、営業という仕事やイメージに対する思い込みで、その考えに陥ってしまうと結果が出なくなってしまいます。

 

 

  1. 売れるかどうかは「運」だという考え方
  2. 営業は嫌われるという考え方
  3. 営業は空気を読まなきゃいけないという考え方
  4. 営業は目立つアピールをしなきゃいけないという考え方
  5. 前職の時はこうだったという考え方
  6. 営業は高いものを売りつけているという考え方

 

 

1.売れるかどうかは「運」だという考え方

 

営業職を続けていくと、この考え方になってしまう人が多いです。(うちの職場では、長く営業をやってる人ほど、ドヤ顔で言い放ちます)

 

他人と自分を比べ、他人の方が実績を出したりすると、与えられた営業エリアのせいにしたり、「あいつは良いお客さんに当たっている」「自分はキツいエリアを渡されている」と自分以外のところに原因を探してしまう事で、この考え方に至ってしまうのでしょう。

 

確かに、いい人に当たったなー、と思うことはありますが、100%運が良かったわけではなく、この時間に、この家(企業、人、地域など)を訪問する判断をしたのは自分自身です。

 

その判断が、結果を生み出し、その人柄や話し方がお客様の心を動かしたということです。

 

もし、結果が出せる営業マンになりたいなら、運は行動した人についてくると考えた方がいいでしょう。

 

2.営業は嫌われるという考え方

営業職と聞くと、まずこれが浮かんでくる人が多いんじゃないでしょうか?

 

結論から言うと、そんなことはありません。

 

自分のパーソナルスペースにいきなり知らない人が入ってくるので、警戒はされるかもしれませんが、それは、この人が敵か味方か天秤にかけている状態であって、嫌っているわけではありません。

 

むしろ、言い提案やメリットのある情報を与えられれば、営業は好かれる事がほとんどです

 

しかしながら、どんなトップセールスも100%好かれるわけではありませんから、営業初心者の方にお伝えしたいのは営業に関する2:6:2の法則です。

 

どういう法則かというと・・・100人いたら

 

2割は話を聞いてくれる人(嫌悪感を持たない人)

6割は自分の行動次第で白くも黒くもなる人

2割は話を聞いてくれない人(波長が合わない人)

 

というものです。

 

つまり、自分の行動次第で8割の人には好かれる可能性があり、2割の人は誰であっても契約が出来ない人の可能性が高いということです。

 

ブルーハーツ的に言うと

 

良いやつばかりじゃないけど 悪いやつばかりでもない

 

ということです。2割に当たってしまったらTRAIN-TRAINを聴いて切り替えましょう。

 

3.営業は空気を読まなきゃいけないという考え方

内谷が最も出来ないこと。それが空気を読むことです(笑)

 

とあるドラマ(マンガだったかな?)で言ってたように、空気は読むものではなく吸って吐くものです!

 

というか、よく居ませんか?自分で「俺、空気読めるから」って言ってる人。

 

大概、そういう人ってちょっとずれてませんか?(暴言)

 

結局のところ、空気を読めていると勘違いしているのではないでしょうか。

 

ちょっと感情的になってしまいましたが、空気は読まなくて大丈夫です。

 

4.営業は目立つアピールをしなきゃいけないという考え方

 

以前、とある営業配属から3ヶ月ほどの新人が、面談数(お客様と話す数)の少なさに悩んでいました。

 

彼なりに、どうしたら面談の数を増やせるか考えた結果、何を思ったのかワインレッドのシャツにサングラスという出で立ちで現場に現れました(当時の上司は、まずやってみろという人だったので止めなかった)

 

その結果、面談数を増やすどころか、周囲に怪しまれクレームが入ってしまいました。

 

売ってる商材によっては、高価なものを身に付けないと説得力がなかったりすることもあるので、一概には言えませんが、警戒心や不信感を与えないことを意識しましょう。

 

5.前職の時はこうだったという考え方

 

営業職は資格不要の仕事のため、他業種からの転職者も多いです。私も飲食サービス業からの転職で営業になりました。

 

前職での仕事に誇りを持っている方、実績を上げていた方に陥りやすいのが、前職の成功体験を営業職に当てはめてしまう考え方です。

 

特に以前、なにかしらの販売接客業だった方は注意が必要です。「お客様と話すこと」から営業に似ていると思われがちですが、販売接客と営業は別物と考えた方がいいでしょう。

 

前職で大手眼鏡販売店のエリアマネージャーだった人が転職してきました。その人は話し方も自信に満ち溢れ、誰よりもロープレ(社内でおこなう営業の練習)が上手で一目置かれていました。

 

しかし、一つ気になったのは、営業時の身だしなみで赤い太縁の眼鏡と金の腕時計を身に付けていたことです。

 

彼曰く、「前職の時に、この服装だと興味をもってもらって話が弾んだから」とのことでした。

 

当時の私は、彼の所属チームのリーダーだったため、訪問営業的には違和感や不信感を生み出すからやめた方がいいとアドバイスしましたが、彼は受け入れませんでした。(それどころか、良い時計を持ってないから嫉妬ですか?という始末)

 

結果は1ヶ月契約は0件。2か月目には退職して元の職場に戻ったとのことです。

 

その後も、洋服販売で店舗の記録を塗り変えたカリスマ店員や、余裕で日本一になります!と言っていた元携帯ショップの店長、などが転職してきましたが結果が出ずに異動、退職していきました。

 

彼らが苦しんだ理由としては、前職で成功したというプライドからか、素直に改善に努めなかったこと

 

そもそも販売接客は、その店に興味がある人、目的があってが来る人に商品をおすすめする仕事

 

かたや営業は、不要なもの、間に合っている商材に関しての潜在的ニーズや現状の不満を引き出し、新たな価値を提案する仕事

 

全く違うものなので気をつけてください。もちろん、販売接客業から営業で結果を出してる人もいます。

 

6.営業は高いものを売りつけているという考え方

 

これに関しては、初心者だけでなく、長く営業をやっている人も陥る考え方なので、常に自問自答して回避してください。

 

商材を売る度に罪悪感を感じてしまう人がいます。それは、いま売っている商材が果たして本当にお客様にとって必要なのかを勝手に考えてしまうからです。

 

私も現在、売っている商材が同業他社に比べると値段が張るものなので、ちょっと売りにくいなー、という考えに陥ってしまっていました。

ただ、あるお客様との出会いで、考え方が大きく変わりました。

 

私「こちらのプランであれば○○様の負担が減ります」

 

お客様「負担が減るだけ?」

 

私「○○様に負担がかからないのは、このプランかと」

 

お客様「あのさ、値段が高いかどうか、負担がかかるとかはこっちで決めるからさ。あなたが一番良いと思うサービスを教えてくれない?

 

結局、このお客様は、他の部分で魅力を感じていただき、成約に至りました。

 

この時、私は自分の価値観を相手に押し付けてしまっていることに気づきました。

 

この気づきは、営業として結果が出せるようになった大きな出来事だと思います。

 

結局、最後に決断するのはお客様です。私たちのやることは全力で一番良い商品の魅力を伝えること一点です。

 

 

まとめ

 

以上の6点が営業初心者が陥りやすい考え方でした。

 

結果が出るかどうかは、自分次第なので、他人への僻み、不平不満、外的要因のせいにしてしまうと結果は出てきません。

 

それらが上記のような考え方を生み出してしまう原因です。

 

気をつけて営業活動を行っていきましょう。

 

 

 

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