人見知り営業マン 内谷慶のロクデナシブログ

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【健康】もうなりたくない…尿路結石になって感じたこと


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内谷ですが、先日尿路結石になってしまいました。

 

尿路結石とは、腎臓で作られた結石(有機物の塊)が、尿として出るまでの間に詰まってしまう疾患です。

 

どこの部位で詰まってしまうかで呼び方が変わります。

 


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画像引用元 https://www.do-yukai.com/medical/109.html

 

今回、内谷は尿管結石になりました。

 

気持ちとしては二度と味わいたくない痛みでした!

 

 

 

 

どのような症状だったか、予防としては何をすればいいのか、と言うのをお医者さんに聞いたのでお伝えします。

 

まず、症状なんですが、左脇腹から背中にかけて、今まで経験したことがないような激痛が走りました。

 

脇腹、背中、下腹部の中を、針金が皮膚を突き破ってきそうな痛みが延々と続いていきました。

 

どんな体勢でも、どんなことをしても痛みが和らぎませんでした。

 

腸炎かもと思い、トイレに向かうんですが、尿も便も出ません。

 

前日から急に、何度もトイレに行きたくなるんですが、少ししか尿が出ず、という違和感はありました。

 

それでも無理矢理、下腹部に力をいれると尿の色が赤色でした。血尿です

 

信じられない痛みと血尿となれば、内谷は死を覚悟しました。

 

まだ子供も幼いし、家のローンもあるし、ブログも始めたばかりなのに…一瞬で頭の中を駆け巡りました。

 

病院へ行きますが、何課に行けばいいのか分からないので、症状を受付の方に告げると、医師と連絡を取り始めました。その後伝えられたのが泌尿器科でした。

 

CTやレントゲン、超音波検査を行った結果、「石がつまってますねえ」と言われました。

 

ベットに寝かされ、点滴(尿が出やすくなり、石を溶かす薬らしい)を打つと、ほどなくして、尿道に痛みを伴いながら体から小石のようなモノが出てきました。

 


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残念ながら、写真は撮れませんでした…。

 

石が出たあとは、先程までの痛みが嘘のように

、普段通りの体になりました。

 

おおよそ3ミリ程の石が、私を苦しめていたのです。

 

痛みから解放され、安堵した内谷でしたが、その後、CTを見た医師から衝撃の事実が告げられます。

 

医師「内谷さん、もう一個予備軍がいるよ?」

 

再び、この痛みを経験するかもしれないのかと思うと、絶句しました。

 

また結石に苦しめられないようにするためにどうしたらいいのか。予防策をお伝えします。

 

 

1. 水分をたくさん取る

水分不足は尿を濃縮させ、結石の直接的な原因となります。普段からたくさん尿を出すことが重要です。

 

食事以外に1日2Lの水分を取ることが推奨されています。

 

2. シュウ酸を取りすぎない

尿路結石のほとんどが【シュウ酸カルシウム結石】という種類の結石です。

 

 

尿の中に排出されるシュウ酸の量が多いと、尿路結石になりやすいため、予防としては、シュウ酸を多く含む食品の過剰な摂取を控えることが大切です。

 

シュウ酸は、ほうれん草、ブロッコリー、レタスといった野菜に多く含まれますが、特に医師が言っていたのは、コーヒー、紅茶といった毎日飲む習慣のあるものにも含まれているため、これらを毎日多く取る方は注意が必要です。

 

3. カルシウムを取る

カルシウムの摂取も、尿管結石の予防には効果的です。

 

カルシウムは腸内で、シュウ酸と結合して便として出されるため、シュウ酸の吸収を抑制し、尿に含まれるシュウ酸の量を減らす効果があります。

 

つまり、シュウ酸を含む食材とカルシウムを含む食材を同時に取ると効果的です。

コーヒー(シュウ酸)+ミルク(カルシウム)

ほうれん草(シュウ酸)+ちりめん(カルシウム)

 

しかし、【シュウ酸カルシウム結石】という名前の通り、カルシウムも多く取りすぎると結石が出来やすくなるので、シュウ酸と同様で、適度な摂取が重要です。

 

4. 塩分、糖分、脂肪を取りすぎない

尿中のカルシウム濃度を増加させてしまうため、取りすぎないようにする。

 

5. クエン酸を取る

クエン酸は、シュウ酸とカルシウムが結合するのを妨げます。果物や野菜に多く含まれますが、やはり取り過ぎは良くないです。

 

6. 適度な運動

小さい石であれば、運動によって出やすくなるということです。

肥満予防としても効果的で、結石患者は、肥満体型の人が統計上多いとのことです。

 

 

*なってしまった場合は泌尿器科を受診。

 

 

まとめ

● 尿路結石の症状

・背中、腹部全域の激痛

・頻尿、もしくは尿の停滞

・血尿(今回なりました)

・嘔吐(今回なかったが、一部あるらしい)

 

○ 予防策

・水分を取る(1日2L以上を目安)

・シュウ酸、塩分、糖分を取りすぎない

・カルシウム、クエン酸を適度に取る

・適度な運動をする

 

◇ なってしまった場合の処置

・自然に出るのを待つ

・石を溶かす薬を処方してもらう

・衝撃波で粉砕する(1cm以内の石)

・自然に出ない大きさだと手術

 

今回3ミリ以下だったので、自然と石が出ましたが、最悪手術もありえる疾患なので、できれば二度となりたくないですね…。

 

ちなみに、遺伝性の結石(シスチン結石)というのもあるので、親が尿管結石の経験がある人は特に注意してください。

 

内谷は、この痛みを経験して、当たり前に生活できることに感謝することにしました。

 

夏場は水分が汗となって出やすいので、尿管結石になりやすいらしいので、とにかく水分補給して、暑くても適度な運動を心がけましょう。